黒鳥茶豆の栄養

鷲尾米店のこだわり。
朝取りの黒鳥茶豆。

『黒鳥茶豆?』新潟県出身の私も始めて聞く名前であった。
黒い鳥?カラスが食べる豆なのかしら?いやいやカラスじゃ印象が悪いからカケスかな?でも茶豆って??茶色い豆?それともお茶色の緑の豆?お茶の香りのする豆?
実は『黒鳥茶豆』とは旧黒崎町(現新潟市)黒鳥の名物、外見は枝豆と変わらないのですが中の豆を覆っている薄皮が茶色なのです。黒鳥茶豆は他の枝豆と違い甘味があるのですが、まだ朝早い1日のうちに一番気温の低い時に収穫するためその甘味はさらに凝縮されています。ここに鷲尾米店のよい食材をより美味しい状態で出荷する精神とこだわりがあるのです。
さて、茶豆ですが、茶豆に限らず豆は
栄養価からみてほぼパーフェクトな食品です。特に大豆はそのタンパク質は肉と同じ『完璧なタンパク質』でありまた、必須脂肪酸(細胞膜、ホルモン、脳の形成に係わる脂肪で体内で合成されず食品から必ず取らなければならないもの)が多く含まれています。大豆の青年期である茶豆はタンパク質や脂肪は大豆よりは少なめですが、茶豆のその緑色が示すように、カロチン、ビタミンCやB群は大豆よりも多く含まれています他にはカルシウム、亜鉛、鉄などのミネラル、食物繊維も多く含まれています。また、含まれている化学的成分から植物ホルモンとも呼ばれています。
ですから、茶豆を食べることは
1、コレステロール値を下げる
2、血糖値をコントロールする
3、高血圧予防に
4、便秘、腸疾患、痔などの解消に
5、更年期、月経前緊張症候群、前立腺などのホルモンバランスを整えるために
6、脳の働きを良くする

などなど、
子供は頭がよくなり、お姉さんはさらに美しく、働き盛りの生活習慣病を予防し、老人のボケ防止に貢献するまさに万能食!
調理法としては、ぐつぐつ煮てお煮しめやスープにするというのもありますが、新鮮なうちに上手に茹でて塩をかけて食べる(塩のかけすぎに注意!)
これが一番美味しいのではありませんか!?

 

      Berries   かんぞう みゆき

miyurin@mx10.ttcn.ne.jp

   ホリスティックニュートリショニスト

  国際栄養コンサルタント協会及びカナダ栄養コンサルタント協会登録

           栄養コンサルタント